ビー玉の歴史
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ビー玉の歴史

ビー玉はいつ頃に生まれたのでしょう。

子どもの頃ビー玉で遊んだ想い出のある人もいるのではないでしょうか。ビー玉はいつ頃に、どこで生まれのでしょうか。そんなビー玉の歴史にちょっとふれてみませんか。

世界ビー玉の歴史

ポルトガル語でガラスのことをビードロと言います。
このビードロの玉がビー玉となり、英語ではマーブル(marble)と呼ばれています。
いつ頃から作られたのかは、はっきりとわかっていませんが、エジプトや中東などの遺跡からも発掘されています。
19世紀まではほとんどのビー玉が手作りでしたが、アメリカでガラス製ビー玉製造機が発明され、それ以降は機械で作るビー玉の全盛時代となりました。

日本ビー玉の歴史

日本でのビー玉遊びのルーツは平安時代の書物に書かれてある遊びです。
この遊びは鎌倉、室町、桃山時代と伝えられてきましたが、大人の賭博遊戯であり禁止されました。
しかし大衆の中に根強く生き残って江戸時代になると子供の遊びとして発展しました。
現代の馴染みのあるビー玉遊びは幕末から始まり、明治末期には全国的にビー玉遊びが普及、昭和30年代まで、子供達の人気を集めました。

松野工業とビー玉

松野工業はビー玉の製造から始まりました。

戦争直後17社もあったビー玉メーカーが、今では松野工業1社になりました。
創業当時のお話を少しご紹介いたします。

奇跡的な生還で気力による事業成功

松野会長は16歳の時から父(松太郎氏)が創業したビー玉の工場を手伝いはじめ、大阪・松屋町の玩具問屋へ売り込みに行っていた。そこに戦争がはじまり、当時の松野少年は海軍航空隊に入隊。
幾たびかの命拾いの末、戦争末期に昭和20年1月にフィリピンで13機しか残っていなかった飛行場で特攻隊による最後の総攻勢を開始する直前に米空軍機の爆撃で右手首を吹き飛ばされた。
「野戦病院に入ったが、結局特攻隊で生き残ったのは松野青年を含め2人だけ。こんな所で犬死してなるものか」と気力をふりしぼって間一髪のところで血まみれの右手をかかえてトラックに飛び乗ってマニラへ逃げた。
そして運よく日本に帰る船に乗せてもらい24日かかって別府港に帰り着いた。その間、「消毒液とピンセットでなれない左手を使って右手のキズ口を消毒した」と筆舌でいい表せない苦難を味わった。
やがて終戦となり、鋳物屋のブローカーでカンテキの簀(す)を荒物問屋に卸し、「月給700円の当時、2ヶ月間で100万円を稼いだ。」これを元手に15坪のバラックを買って親父さんのやっていたビー玉づくりに再挑戦していった。
「なんとか平和産業を手がけ輸出でドルを稼いでやる」との執念が今日を築いたといえる。
昔なつかしいビー玉(グラスマーブル)では日本唯一のメーカーとして残り、新時代の用途開拓にも成功し、不況知らずの成長をつづけている。子供達のホビー市場に根強い需要を堅持しているばかりか、最近は水槽などのウォーターホビー用に家庭や職場内のインテリア分野で市場を着実に拡大してきた。
終戦直後に17社もあったビー玉メーカーが、なぜいま松野工業1社になったのか。その辺の事情を松野会長は次のように説明する。「ビー玉は大阪の特産品。昔ながらのラムネの玉や子供の遊び道具として重宝されたが、斜陽化の道を辿る過程で生き残りをかけての安売り合戦がはじまった。1個10銭が原価のときに7銭の値段で安売り合戦。その中で当社のみが逆に正当値として12銭で出した。そしてこうした出血安売りに巻き込まれないため、当時で月に200万円の出費覚悟で社員を1年間遊ばせた。思った通り同業者は3ヶ月過ぎてからコストに耐えきれず撤退していった。」
ただ1社生き残った松野工業はいま、ビー玉の新しい需要に対応して増産に追われている。ビー玉は透明ガラス屑を、炉で溶解して独特の製造設備で真円度が0.3ミリメートルの精度でつくられるが、最適温度(1400度C前後)を保つなど苦労してつくった製品を安売りすれば「自分の首をしめるようなもの」との信念を貫き通した松野会長の『先見の明』があった。
新活力経営の秘密
日本工業新聞社より
※松野末吉は当時会長職
2007年に松野末吉会長は永眠しましたが、現社長松野龍太郎が意志を継ぎ、もう一本の柱であるグラスビーズと共に、高品質の製品を今もなお国内製造し需要に応え続けています。
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